大麻陽性で五輪資格剥奪の女王も ドレイクの新作に登場したスーパーアスリート達

9月3日にリリースされたドレイク待望のニューアルバム『Certified Lover Boy』は、早くもアルバム・オブ・ザ・イヤー賞候補の呼び声があがるなど、ここまでの評価は上々のようだ。

R&Bのテイストがたっぷり含まれている新作に、ドレイクのハードコアなヒップホップスタイルを好むファンにとっては物足りなさも感じるかもしれない。
一方でNBAトロント・ラプターズの熱烈なファンで知られるカナダ出身のドレイクらしく、新作でもリリックに様々なスポーツ選手の名前が登場する遊び心は健在だ。今回はその一部をご紹介したい。

ヤニス・アデトクンボ(NBAミルウォーキー・バックス)

これまでにも数多くの人気アスリートをリリックに入れてきたことはファンなら知っている話かもしれない。今回新たに登場した選手の一人が昨シーズン初のNBAファイナル制覇を果たしたミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ。「7 am on Bridle Path」という曲に名前が出てくるが、アーティストの楽曲に自分の名前が使用されることはアメリカではとても名誉なこと。ヤニス本人も喜んでいたに違いなく、NBAのスーパースターの一人になった証でもあると言えそうだ。

レブロン・ジェームズ(NBAロサンゼルス・レイカーズ)

同じ曲にもう一人名前が挙がるNBAプレイヤーがかのレブロン・ジェームズだ。ドレイクとレブロンは私生活でも仲がいいことで有名だが、NBAでライバルのヤニスの名前が出てくるとなればレブロンもリリックから外せない。「Up in Bron crib, fish bowl wine glasses(レブロンの家、金魚鉢のようなワイングラス)」と普段のリッチな時間の過ごし方を連想させる。

シャカリ・リチャードソン(陸上選手)

また「No Friends In The Industry」では米陸上女子選手のシャカリ・リチャードソン選手についても触れた。大麻使用で五輪を出場停止になったことでも話題になったが、曲の中でも「And I’m like Sha’Carri, smoke ‘em on and off the track(トラックに取りかかる時も、そうじゃない時も、俺はシャカリのように吸ってる)」と陸上競技場で使われる”トラック”を自身の音楽と重ね合わせもじった得意の言葉遊び。ファンにもかなり好評だったパンチラインだ。

タイガー・ウッズ(プロゴルファー)

「Think I’m Tiger Woods the way I’m teeing off 17(17番のティーショットはタイガー・ウッズのような気分)」と別の曲ではゴルフレジェンドのウッズも歌詞に入れ歌い上げたが、「The Remorse」では強めなメッセージをリリックに含めた。
「Can’t picture being a hubby, finger too stubby to fit a ring on, unless Kawhi wanna run it back(旦那になんてなれるか? 指が太すぎて指輪がはまらない。カワイがもう一度ここで優勝しない限り」とラプターズのチャンピオンシップに貢献したが、他チームに移籍してしまったカワイ・レナードにまだ未練タラタラのようだ。

アレン・アイバーソン(元NBAフィラデルフィア・76ersなど)
ダン・スナイダー(元NHLアトランタ・スラッシャーズなど)

他にもNBA殿堂入りを果たした“AI”ことアレン・アイバーソンを“Still running the game. Don’t ask me about practice(まだゲームは続いていく。練習のことはとやかく言わないでくれ).”、同乗していたフェラーリに起きた事故で不運にもこの世を去ったカナダ人アイスホッケー選手、ダン・スナイダーを“In the La Ferrari, emotions racing. Dan Snyder condo, we ocean bathin”)とリリックに乗せてみせた。

そんなドレイクの『Certified Lover Boy』は140カ国以上でApple Musicのアルバムチャート1位にランクインするなど配信後の勢いはまだまだ止まりそうにない。

Drake/YouTube

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