殺意100% “容赦なし”復讐まっしぐら! マイケル・B・ジョーダン、躊躇なしで一線を超えまくり

ブラザー精神がストップ高の黒人俳優=マイケル・B・ジョーダン。かの大阪なおみも惚れさせる彼氏が修羅となる作品が公開された!それがAmazonプライムで配信されている『ウィズアウト・リモース』だ!

Amazon Prime Video/YouTube

NAVYSEALsの精鋭ジョン・ケリー(マイケル・B・ジョーダン)は、今日も今日とてカジュアルに銃弾が乱れ飛ぶ過酷な作戦に従事していた。何せ家には身重の妻が待っている。
まさかのロシアの傭兵乱入という想定外のシチュエーションがあったものの、そこはアドリブで臨機応変に対応!「おい!聞かされてねーぞ!」とCIAのエージェントにブチ切れつつ、無事生還を果たし円満退職を迎えるジョンなのであった。

それまでの殺伐ライフに見切りをつけ、これから始まるカタギの生活にジョンは胸を躍らせる。
だが案の定、そうは問屋が卸さなかった。なんと休む暇なく謎の覆面襲撃犯がジョンの自宅へ夜襲を決行!とはいえ、ジョンも昨日までは精鋭だった男だ。寝起き即射殺で襲撃犯達を片付けるジョンであったが、さすがに寝間着で全員射殺は無理な話であった。

結果、襲撃犯の一人を取りこぼし、自らも手痛い反撃を食らってしまう。
それでも息も絶え絶えで妻とおなかの子の無事を確認するジョンであったが、時すでに遅し。頑張りも虚しく妻子は無残にも襲撃犯に惨殺されていたのであった。
フィジカル的にもメンタル的にも重傷を負うジョン。思い当たるフシは、ロシアの傭兵が乱入してきた最後の仕事だ。こうして当局に保護されたジョンは、かつての仲間たちも同じように命を奪われている一連の事件を知らされる。

身も心も一度死んだ彼を動かすのは…
まあ復讐しかねえな、こりゃ‼!
…というわけで、気が付けば『許せない!奴らはただではすまさぬ!』と殺意100%の確変モードへ突入!事件の黒幕を突き止めるべく、ジョンの『容赦なし(ウィズアウトリモース)』な戦いが幕を開けるのであった。

かつて本屋さんの洋書ベストセラーの常連だったトム・クランシー原作の本作。 陰謀物を書かせたら右に出るもんのいない作家だったが、クランシー節は本作でも健在。妻殺しの復讐の導入が、気が付けば国レベルの陰謀スリラーにエスカレートしていく。

おかげさまで、負けじと主役のジョンを演じるマイケル・B・ジョーダンも躊躇なしで一線を超えまくり!
後先を考えずペティグリーチャムばりに復讐まっしぐらだ。
炎と水のコラコラ問答、ムショでの多人数ステゴロファイト、多勢に無勢の限界サバゲー…と、ブレーキ知らずな演技を披露している。

そして、相手が上だろうが何だろうが盾突く上等スタイル、問答無用でケジメをつけさせようとするオラオラスタイルはストリート精神をビシバシ感じさせてくれる。
自らを黒い弾丸と化して、敵の真っただ中へ突撃していくマイケル・B・ジョーダンに目を見張ってしまうだろう。
リアルだと寝耳に水の状況になると戸惑う機会がほとんどだが、本作のマイケル・B・ジョーダンのように「知るか!この野郎!」とリスクを恐れず突撃していく姿勢は思わず見習いたくなる。

巨大な陰謀が待ち受けようが、マイケル・B・ジョーダンの『やめられない・とめられない』かっぱえびせん状態を描いている本作。
『働く地獄のオッサン劇場映画』の傑作『ボーダーライン:ソルジャーズデイ』を撮ったステファノ・ソッリマとテイラー・シェリダンが本作で再タッグを組んでいる作品と聞くと、幾分か現代的な印象を受ける方もいらっしゃるだろう。
だが、終始デストロイモードのマイケル・B・ジョーダンのキャラも去ることながら、朝のゴミ捨てで人が死ぬ「とんでもねえ待ってたんだ」スタイルに、何処となくコマンドーリスペクトが伺える。
多分あの二人は好きだぞ!コマンドーを!

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ともあれ、同原作者のドラマ『ジャック・ライアン』シリーズも既に製作しているAmazonプライムだ。今後の TCCU(トム・クランシー・シネマティックユニバース)展開を期待してしまう作品ですよ!

文・DIEsuke(@eroerorocknroll)/ステイサムの悩み相談bot狂犬映画ライター・映画タッグ:ビーパワーハードボイルド

©Courtesy of Amazon Studios

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