誰かを殴るだけで人を笑顔にしてくれる マ・ドンソク中毒な映画

ああ足りないなあ…

何が足りないって、マ・ドンソクが!

そんなマブリー中毒の皆さんお待たせしました!2021年のマ・ドンソク始めを飾る韓国映画『ザ・バッド・ガイズ』が遂に4月9日(金)に公開!

かつて韓国の悪党どもを震え上がらさせた『特殊犯罪捜査課』。絶賛懲役中の囚人で構成された犯罪捜査課とは名ばかりの懲役破りのアウトロー集団であった。
捜査と同じくらいに暴力も大事!と言わんばかりに『刺す・殴る・撃つ』の三拍子で人身売買組織をチョッパヤで壊滅させた実績も今は昔。彼らの存在は今や『都市伝説』としてアンダーグラウンドでまことしやかに語られていた。

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そんなある日、謎の武装集団が白昼堂々囚人を乗せた護送車を襲撃する事件が発生!サイコパス連続殺人鬼、パルクール強盗、何やらデカい秘密を抱えたオッサン…元気ハツラツな囚人どもが大量リリースされてしまう。なにせ一人一人が凶悪な犯罪歴のオーナーたちだ。

逃亡犯確保に思いっきり手を焼く警察当局。この緊急事態の収拾を図るべく、再び常識破りのをカードを切る決断を下す。
法にも組織にも縛られない『特殊捜査犯罪課』の再結成である。常識的にはどうかしているが、映画的には正解な判断だ!

こうして『特殊犯罪捜査課』 元リーダーにして顔色の悪いヤサグレデカを筆頭に、同じ古参メンバーにしてステゴロ最強の元ヤクザ、 意識の高い女詐欺師、行き過ぎたジャスティスで懲役を食らった元警官…と、カタギの面接では絶対通らないようなアウトローどもをヘッドハンティング!
全くまとまりはないものの、反社ムーブだけは共通している新生『特殊犯罪捜査課』が新たに結成される。凶暴なのは奴らか俺達か。今、バッドなガイどもの悪党比べ無制限一本勝負が始まるのであった。

『狂犬を解き放て』という実に景気が良いキャッチコピーが踊っている本作。銃、バット、警棒…全員が何かしらの得物を持っているの対しマ・ドンソクは素手のみ!

『許せぬ悪党につける薬はマ・ドンソク』・・・と、言わんばかりに韓国映画の悪党に効くジェネリック医薬品と化しているマ・ドンソクだからこそ、説得力のあるビジュアルだ。

誰かを殴るだけで人を笑顔にしてくれる安定のドンソク印は本作でも健在。おかげさまでヤクザの事務所をコンビニへ行く感覚で破壊、GTOの鬼塚栄吉ばりにハンマーでドアを破壊したかと思えば、正義のベアハッグをキメてくれるなど予告編でも横綱相撲を披露!
もう相手が誰だろうが関係なし!肉弾としかいいようのない、後退のネジを外したマ・ドンソクのパワープレイ演技は必見だ。

主演としてクレジットされているマ・ドンソクだが、もちろん彼以外のメンツも負けていない。

徹夜明けみたいな表情でカジュアルに人を車で轢き銃をぶっ放すキム・サンジュン、押しかけ同然でメンバー入りする峰不二子ポジションのキム・アジュン、パッと見ると爽やかなルックスながらバチバチにメンチをきりまくるチャン・ギヨンなど、マ・ドンソクに負けず劣らずのメンバーがアッセンブルしている。
それだけでもお腹いっぱいなのだが「このタイミングで!?」と言いたくなる、出前感覚でカンフーを披露する中華料理屋が仲間として唐突に登場!  

このように映画全体が『押してダメなら更に押せ精神』に満ちている。

逃亡犯の確保から、いつしか国レベルの陰謀を突き止めるも躊躇なしに真正面からブチかますのが実にサグい本作。

韓国の同名テレビドラマ『バッドガイズ~悪いやつら~』の劇場版らしいが、予備知識なしでも楽しめる一見さんも大歓迎な作りだ。これを機にテレビシリーズを追うのもアリだろう。ともあれ、タイトルにバッドとついているがナイスな展開が目白押しな映画ですよ!

文・DIEsuke(@eroerorocknroll)/ステイサムの悩み相談bot狂犬映画ライター・映画タッグ:ビーパワーハードボイルド

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