デニス・ロッドマン、「ブルズ黄金期が最強。ウォリアーズより強い」

「ケビン・デュラントはスコッティ・ピッペンに苦戦するだろうな。そんで、ウチのジョーダンを誰が止められるってんだ?」

NBAファンならば誰もが一度は夢見る、時代を超えたドリームマッチ。史上最長8連覇のボストン・セルティックス、ラリー・バードを含むビッグ3の80年代セルティックスとマジック・ジョンソンらが織り成すショータイムバスケットのレイカーズ、“神様”マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズ、そして歴代最高勝率を記録したゴールデンステート・ウォリアーズ…。約70年歴史を持つNBAでは、幾多の最強チームが誕生してきた。

バスケファンの間で「もし、あの時のチームと、この時のチームが戦ったら?」という話になれば、それぞれ思い入れのあるチームを挙げて「ウチが最強だ!」と譲らないだろう。しかし、それは選手たち自身も変わらないようだ。

ジョーダンと共にブルズで歴代2位の勝率72-10を記録し、3連覇を達成したデニス・ロッドマン。彼はたびたび「当時のブルズが最強だ!」と豪語しており、今回も冒頭の言葉のように、現代のスター軍団であるウォリアーズに「負けるわけがない」とコメントしている。

確かに、ジョーダンとピッペンはオフェンス・ディフェンス共に歴代最高クラスの選手で、ロッドマンはリバウンドとディフェンスでチームに勢いをもたらしていた。そして、ブルズを率いるヘッドコーチは“禅マスター”の名将フィル・ジャクソン。実際まったく隙のないチームと言っていい。

だが、普通に考えれば現代のチームの方が強いはずである。なぜなら戦略はどんどん進化しており、数年前に流行った戦術への対策は充分。もちろん選手たちの技術にも磨きがかかっており、歴代の選手たちが遭遇したことのない新しい技術もたくさんある。さらに、ウエイトトレーニングや栄養学の進化によって選手たちの身体は昔よりも高く、強く、速くなっているのだ。

だが、そう考えても絶対の答えが出ないのが歴代最強チーム論争というもの。逆に言えば、答えが出ないからこそ白熱し、ファンはいつまでも語り続けられるのである。今後も強いチームがリーグを席巻するたびに、この論争は盛り上がっていくだろう。

NBA/YouTube
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