史上最多となる11回の世界タイトル防衛を成し遂げ、層が厚い北米の格闘技シーンを席巻した後、2018年ONEチャンピオンシップに電撃移籍した“史上最高のパウンド・フォー・パウンド”総合格闘家デメトリアス・ジョンソン(以下DJ)は人気漫画『進撃の巨人』の大ファンとして知られている。
DJの『進撃の巨人』好きが炸裂し、描き始めたきっかけや、好きなキャラ、作品の結末、格闘技が作品に与える影響など、作者である諌山氏を質問攻めにした。
格闘技好きが高じて格闘シーンを無理やり漫画に入れたという諫山氏に対して、「エレンとライナーの格闘シーンで、エレンがライナーにフロントチョークを極める場面があるけど、描き方が完璧でしたね」と絶賛。すると諫山氏は、アニメ化の際にアニメーターに柔道経験者がいたため、三角絞めの外し方など漫画では描けなかった細部まで表現できたからだとコメント。
そしてDJは『進撃の巨人』にハマりすぎて妻からは呆れられていると自虐しながらも、「すべてのエピソードにそれぞれの意味、メッセージがあるから見逃せない。ストーリー、アニメーション、コンセプト、とにかくすべてが素晴らしい」と熱弁。そして自分の試合を引き合いに出し、「勝った試合、完璧だと思った試合でも後からビデオを見直すと、“ああすればよかった、こうすればよかった”と後悔することがある。あなたは作品が世の中に出た後、後悔することはありますか?」と、質問を投げかけた。諫山氏は「常に後悔している」と答えるも、原作を描いてからアニメ化されるまでの間に、よりイメージに近づける作業が可能だと語った。
またDJは、巨人化したエレンのモデルが岡見勇信選手だと言われていることについて言及。すると諫山氏は、巨大化したエレンの格闘シーンについては五味隆典選手をモデルにしたいと考えていたと語り、実際には五味選手のファイトスタイルをもっと多く取り入れたかったと付け加えた。
ちなみに、諫山氏がDJの試合を初めて見たのは、山本“KID”徳郁戦だったという。そこでDJの動きの速さに圧倒されたそうだ。するとDJは、「ボクのファイトスタイルが、新たな巨人を描くときのインスピレーションになれば…」と嬉しそうに語った。
『進撃の巨人』は、4月9日(金)発売の「別冊少年マガジン5月号」(講談社)に最終話を掲載、6月9日(水)に最終巻となる34巻が発売され、2009年9月の連載スタートから約11年半の歴史に幕を下ろす。
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