ヘリコプターからスケートボードで跳び降りた男 ダニー・ウェイ

スケートボードには「ドロップ・イン」という技が存在する。一般的には、ランプやバーチカル(ともにスノーボードのハーフパイプのような形状をしたセクション)の平らな部分にテールを掛け、そのままアール面(ランプやバーチカルの湾曲した部分)に倒れ込むように滑り降りていくもの。下の映像を見てもらえるとわかりやすい。

ozzmanpat/YouTube

そして、この技に慣れてくると、今度はもっと高いところからオーリー(スケートボードでジャンプする技)でアール面に跳び込もうという猛者が現れる。例えば、こんな技だ。

Movieclips Coming Soon/YouTube

一見簡単に見えるが、非常にリスキーで、失敗すれば大怪我に繋がる技だ。テクニカルにスケートボードを回転させるのがスケートボードの華やかな一面だとしたら、この技はいわゆる“通”なスケーターに人気のある、地味だけど難しい技といえるだろう。

そんなドロップ・インという技で、とんでもない発想から前人未到の境地へ足を踏み入れたスケーターがいる。それが今回紹介するダニー・ウェイだ。

ダニー・ウェイは4才からスケートボードをはじめ、名だたるスケートカンパニーを渡り歩いたスーパースターだ。1997年には12フィート(約3.65m)の高さでキックフリップ(スケートボードを回転させる技)をメイクして世界記録を樹立。さらにはスケートボードの世界的な大会である『Xゲームズ』で、2004年から2006年にかけて金メダルを獲得した人物でもある。

そんなダニー・ウェイが誰も思いつかないドロップインをメイクしたのは、ヘリコプター上からバーチカルに跳び降りるというもの。そのときの映像をご覧いただきたい。

SKATEDELUXE/YouTube

もう完全に狂人の世界である。幾度の怪我を乗り越えて、今尚世界中のスケーターからリスペクトを集めるダニー・ウェイ。その一面を垣間見るには、このヘリコプターからのドロップ・インが一番わかりやすいのではないだろうか。

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