因縁の戦い勃発、ファンと代理戦争も ダミアン・リラードvsポール・ジョージ

“優勝候補筆頭”と言われながら、ウエスタンカンファレンス準決勝で3-1という有利な立場からの3連敗でシリーズ敗退を喫してしまった昨季のロサンゼルス・クリッパーズ。HCのドック・リバースは責任を感じてすぐさま辞任し、6thマン賞を受賞したモントレス・ハレルは同じロサンゼルスのレイカーズに移籍。こうして空中分解に近い状態となってしまったのは、昨季移籍してきたカワイ・レナードとポール・ジョージが“スター扱い”されるも、リーダーとして相応の立ち振る舞いができていなかったため。チームメイト達からの不満が溜まってしまい、結果ケミストリーが構築できなかったのだ。

こうした問題点が指摘されていたところ、クリッパーズはポール・ジョージとの4年間約200億円の契約延長を発表。このことからジョージとレナードを中心にチーム作りを進めていくことを再決断したようだ。

そして、この契約を結んだジョージは改めてクリッパーズへの気持ちを表した。
「ぼくはクリッパーズで引退したい。この場所に気持ちがあり、幸せなんだ。」

とInstagramに投稿。ファンたちはこの契約と言葉にさぞかし安心したことだろう。しかし、ある男が“噛み付いた”のだ。

「Al Capone(アル・カポネ:どーせ嘘だろ)」

こうして釘を刺したのは、ポートランド・トレイルブレイザーズのダミアン・リラード。昨季、ジョージと何度も“ビーフ(言い合い)”を繰り返した張本人だ。

リラードの言う「アル・カポネ」とはアメリカで有名なギャングの名前だが、スラングで“All Cap(すべて嘘)”というような意味になる。リラードは以前、ジョージが何度も移籍を繰り返してきたことを批判しており、今回も「また移籍していくんだろう」という意味を含めての投稿のようだ。今のところジョージからの反応はないが、代わりにクリッパーズファンがリラードとやり合っている。

シーズン開始前から早くも始まった“場外乱闘”。今年の大晦日には早くもクリッパーズとブレイザーズの直接対決が予定されている。ジョージの言葉が“本物”かどうかはその試合でわかるだろう。

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