今年19シーズン目を迎えたロサンゼルス・レイカーズのカーメロ・アンソニーが、NBA初の<Social Justice Champion Award>を受賞した。
この賞は正式名称を<Kareem Abdul-Jabbar Social Justice Champion award>と呼び、NBAで最も社会正義や人権活動等に尽力している選手に贈られる賞として今シーズンから始まったものだ。名前の通り“スカイフック”を駆使して、今もなおNBA通算得点第1位に君臨する伝説のセンター、カリーム=アブドゥル・ジャバーのこれまでの取り組みを称えて設立されたもの。
長年NBAの顔として活躍し、現在NBA通算得点9位の28,289得点(2022年4月8日現在)を挙げている超エリート選手のカーメロは、“社会活動家”としても優れた一面を持っている。
特に近年はさらに力を入れており、2020年にはフェニックス・サンズのクリス・ポールや2003年組ドラフト同期のドウェイン・ウェイドらと共に<Social Change Fund United(社会変化基金連合)>を設立。「黒人社会に影響を与える、重要かつタイムリーな問題を支援する」ことを目的として、Black Lives Matterなどの活動に尽力している。
また、スラムマガジンの特別編集長として、当時所属していたポートランド・トレイルブレイザーズの人種差別運動に参画し、人種差別と戦う団体のためにおよそ200,000ドル(2,000万円以上)を寄付した実績を持つ。
その他にも、“Juneteenth(黒人奴隷解放の記念日)”をアメリカの休日にするための活動で司法研究所から取り上げられるなど、NBA外でも注目を浴びているカーメロ。こういった実績から、現在は全米バスケットボール社会正義連合会の役員も務め、多様な声を届けるための会社も立ち上げている。
4月3日のロサンゼルス・レイカーズ対デンバー・ナゲッツ戦前に行われた授賞式では、ジャバー本人からトロフィーを手渡されたアンソニー。「私がこの賞をカリームから受け取ったということが、どれほど重要なことなのかをみんなわかっているはずだ。この気持ちを説明するのは難しいけど、彼の名前を冠した賞を最初に受け取ることは私にとって非常に名誉なことです」とコメントした。
一方、賞を贈ったジャバーも「カーメロがこれまでやってきたことの熱心さ、活動の深さを聞いて驚いた。平和で繁栄するための長い道のりを歩んでいるようだ」とカーメロの活動を改めて称えていた。
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