No.1を獲りまくる ヒップホップ界の女王に成り上がったカーディ・Bの凄さ

今や人気実力No.1の女性ラッパー カーディ・B。これまでにビルボードHot100チャートでトップの座に輝いた回数は5回を数える。この輝かしいキャリアを受けて、DJ キャレドの最新アルバム『Khaled Khaled(キャレド・キャレド)』に収録されている、DJ キャレドとのコラボレーション曲「Big Paper」では次のようにラップしている。

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“Five number ones, you got five number nones”
(5つのナンバーワン、あんたは5つのナンバーナシ)

2018年のメジャーデビュー以来、4年足らずで5回も1位に輝きながら、多くの「初」という肩書を達成しているのも特筆すべき点。御年28歳のカーディがビルボード・チャートの歴史にその名を刻んできたサクセスストーリーをその楽曲とともにプレイバックしてみよう。

「Bodak Yellow(Money Moves)」(2017年)

アトランティック・レコードからのメジャーデビューシングルであり、グラミー賞を受賞したデビューアルバム『Invasion of Privacy(インベイジョン・オブ・プライバシー)』からのリードシングル。2017年10月7日付のビルボードHot100の1位に躍り出て、3週連続でその座を守った。ローリン・ヒルが(フージーズとは別に)初めてソロでHot 100にチャートインした 「Doo Wop (That Thing) 」が1998年11月14日から2週続けて1位に輝いて以来約19年ぶりに、ソロアーティストが総合チャートでトップに輝くという快挙を達成した。

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「I Like It」(2018年)

ラテンミュージックを代表する2人のアーティスト、バッド・バニーとJ・バルヴィンをフィーチャーした「I Like It」は2018年7月7日付チャートで1位を獲得。英語とスペイン語のバイリンガル・トラップ・コラボは、ニューヨーク出身のカーディに多くの「初」のタイトルをもたらすことに。まず、カーディは「Bodak Yellow」に続き2曲のNo.1を獲得した初の女性ラッパーとなった。なおそれ以前にNo.1を獲得した女性ラッパーは4人。

ローリン・ヒル「Doo Wop (That Thing)」(1998年)、リル・キムがクリスティーナ・アギレラ、マイヤ、P!NKと共演した「Lady Marmalade」(2001年)で、ショーナがリュダクリスとコラボした「Stand Up」(2003年)、そしてイギー・アゼリアはチャーリーXCXをフィーチャーした「Fancy」(2014年)で、といった内容だ。

しかしこの4人の記録をカーディは一瞬で抜き去ってしまった。「I Like It」「Bodak Yellow」ともにアルバム「Invasion of Privacy」に収録されているが、デビューアルバムからHot100で2曲続けてNo.1を獲得したアーティストはカーディが初である。

また、2010年代におけるデビューアルバムからHot100で2曲の首位を獲得した女性ソロアーティストはカーディが初で、レディー・ガガがデビュー・アルバム「The Fame(ザ・フェイム)」(2008年)から「The Fame」「Just Dance」「Poker Face」の3曲で1位を取ったとき以来である。

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「Girls Like You」(2018年)

マルーン5との異色のコラボで制作された「Girls Like You」は、2018年9月29日付にチャートインすると7週にわたって1位を獲得。ロングヒットとなった同曲はまた、総合チャートトップ20以内に40週もの間チャートインし続ける快挙を成し遂げた。

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