音が生きている… 『キャンディマン』不気味な楽曲が聞こえる

全米の週末興収ランキングでNo.1の大ヒットスタートを切った映画『キャンディマン』(10月15日公開)より、ロバート・アイキ・オーブリー・ロウが手掛けた不気味な劇伴の裏側に迫る特別映像が解禁となった。

ユニバーサル・ホラー公式/YouTube

1992年に公開された凶悪な殺人鬼による忌まわしき都市伝説を描いたカルトホラー映画『キャンディマン』。『ゲット・アウト』『アス』で高い評価を得た鬼才ジョーダン・ピールが、『キャプテン・マーベル』の続編『ザ・マーベルズ』の監督に大抜擢されたことで注目を集める新鋭ニア・ダコスタ監督とともに、“鏡に向かってその名を5回唱えると、死ぬ”という設定で人々を夢中にさせた人気ホラーの系譜をさすがの手腕で巧みに汲み取り、現代へと語り継ぐ。

海外の評論家は「オープニングから心を奪われた」「ニア・ダコスタ監督は鏡を駆使した素晴らしいカメラワークで観客に恐怖を植え付けた」「ニア・ダコスタ監督はキャンディマンの恐怖とともに、人種的不公正についてのメッセージ性も見事に示した。新たなホラークラシックの誕生だ」と絶賛。

本作の劇伴を担当したのは、モジュラー・シンセを活用した楽曲制作で本国で高い評価を得ているロバート・アイキ・オーブリー・ロウだ。自由に音を組み合わせられることが特徴のモジュラー・シンセだが、ロバートの型にはまらない作曲スタイルが終始不気味な雰囲気を覆っている本作と絶妙にマッチしている。

映像には、特殊な方法で楽曲を演奏するチェリストの姿や、ロバート本人が自らコーラスのようなものに参加する姿、さらには撮影現場の環境音を録音する姿も映し出され、本作でもロバートの唯一無二の手腕が発揮されていることが窺える。ミニマル・ミュージックの名匠とも呼ばれるフィリップ・グラスが作曲したオリジナル版のメインスコアも、今作用にロバートがアレンジ。監督のニア・ダコスタは、「オリジナル・スコアのポイントはフィリップ・グラスが担当したこと。本当に気味悪くて怪奇的。その楽曲のようにユニークでありながら、アレンジを加えること、ロバートの驚異的な仕事だわ」とその功績を絶賛している。

ロバートは、「私のプロセスは少し変わっていて、映画製作者たちはこの映画にハマると思ったのかも」と自身の起用について推察。こだわった点については「ロケ地の実際の環境音を取り入れること」と明かしており、その理由として「スコアと音がキャラクターとして生きているように」と語っている。聞き慣れない音が縦横無尽に重なった不気味な楽曲は本映像でも十分に確かめることが出来る。

©2021 Universal Pictures

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