バーガーキング、掟破りのドッキリでマクドナルドの客を奪う

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが2019年にレーザー光線を用いて音声メッセージを送信する技術を開発。数メートル離れた場所から特殊なレーザー光線を耳に照射すると、特定の人物だけにさまざまな音声メッセージを届けることができるという。さらに、この技術は騒がしい環境でも問題なく利用できるそうだ。

この技術に目をつけたバーガーキングは、2019年のエイプリルフールにライバル・マクドナルドの店内に出向き、あるドッキリを仕掛けた。客たちに“良心の声”だと思わせるようなメッセージを送り、本当に食べたいのはバーガーキングのメニューだと思わせるいたずら企画『TASTE OF CONSCIENCE(良心の味)』だ。

バーガーキングのスタッフは、マクドナルドの店の前に駐車した車の中でスタンバイ。レジの前で列に並ぶ客たちにレーザー光線を使って「君はすごくナイスガイだね。なぜそれを食べるの?」「店を出て、バーガーキングへ行こう」と、“良心の声”のような音声メッセージを届ける。すると、彼らはその場で注文するのを取りやめ、店の外へ出てくる。そこへすかさずスタッフが声を掛け、車で近くのバーガーキングへ送り届けるというわけだ。

ライバル店で最新技術を使ったドッキリを敢行して、自らの店では“良心の味”を提供していることをアピールした掟破りともいえるバーガーキング。はたして今年のエイプリルフールにはどんな禁断のプロモーションを仕掛けてくるのだろうか。

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