ヤク中の女性、暴力、遺体処理… 『ブレイキング・バッド』はパルプ・フィクションから強い影響

2008〜13年に放送された大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』は、ガンで余命わずかと宣告された高校の化学教師ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)が、家族に財産を残すため元教え子であるドラッグの売人、ジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)と手を組み、麻薬密造に手を出したことから泥沼にはまっていくクライムサスペンス。

企画、脚本、監督、製作総指揮を努めたヴィンス・ギリガンは、クエンティン・タランティーノの大ファンを公言し、『ブレイキング・バッド』シリーズにはタランティーノ作品、特に不朽の名作『パルプ・フィクション』(1994年)からの影響や、オマージュが感じられるシーンが多数確認できる。2つの作品を比較できる動画があるのでぜひチェックしてみてほしい。

Esther Bellido/YouTube

車のトランク内部から見上げるカメラアングルや、ドラッグを使用する際のカット割り、特徴的な暴力シーン、また遺体を処理するシーンと、それに続く血を洗い流すシーンの描き方、また両作品を象徴するような2人の薬物中毒者の女性の類似性など、並べてみると確かにわかりやすくタランティーノの影響が見て取れる。5シーズン分のドラマを見返せば、よりタランティーノの影響を受けたシーンを見つけられることだろう。

なお、続編を描く映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』は、2019年10月11日(金)よりNetflixで独占配信される。

TAGS