メジャーと決裂 7年の刑期から出所したボビー・シュマーダ、ストリート宣言

ドリルミュージック界のホープとして台頭したボビー・シュマーダ。2014年、20歳の時にリリースした「Hot Boy」がビルボード・ヒップホップ/R&Bチャート全米1位を獲得し、その後の活動に大きな期待がかけられていたが、直後、武器所持や薬物所持といった罪で逮捕され収監。昨年、7年の刑期を終え出所し、これからの活動が注目されている、が。

先日ボビー自身が、ファンに向けて大きな発表を行った。Instagramで、2014年から契約していたエピック・レコードと決別することを宣言。「(新たな)リリースの契約書にサインした」「最高の作品ができたんだ。発売が待ち遠しい」と投稿した。

実はエピック・レコードとの不協和音はこれ以前より聞こえていた。ボビーは「自分の音楽をコントロールできていない」と主張したり、「19歳の時から自分の音楽を作らせてもらえてないし、27歳になった今も、正直言っていつ作品が発売されるのかわからない」と嘆いたり、さらには新作について尋ねられると「だから俺に聞くなよ、あいつらが全てをコントロールしたいんだからあいつらに聞けよ!」と叫んだことも。

一方で、他のメジャーレーベルとより良い契約を結ぶことも視野に入れていたようだが、今のところは完全に「独立」した形でリリースを進めるようだ。最新作「They Don’t Know」のプロモーションのために公開した最近のInstagramの投稿では、ボビーは同曲の発売日を4月29日から遅らせるべきだと考えるファンに対して反論した。

ファンが「(個人的見解だけど)発売は延期したら?」と投げかけると、これに対してボビーは、「そんなのクソくらえだ。俺はメジャーレーベルから弾かれてるんだ。俺はストリート出身で、若くてリッチな黒人だが、そんなことどうでもいい。でもヤツらは俺を怖がる。それもまたいいじゃないか」と回答。また「俺はまだ27歳で、キャリア1年目でもある。400人の従業員がいる大企業に俺をほめてもらわなくていい。俺はマーケティングをしない、成り行きに任せればいい」と続けた。

ミーゴスのクエイヴォなどの有力ミュージシャンからの信頼も厚いボビー。メジャーから離れたことで、むしろ暴れん坊らしいよりフリーな活動が期待できそうだ。

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