BKFC(ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ)2020年ベストバウトとの呼び声高いのが、この動画で紹介されているジョー・エルモア vs トム・ショアフ戦だ。
レフェリーの“Knuckle up!(ナックル アップ!)”の合図と同時にショアフが鋭いジャブを打ち込む。リーチを活かしたキレのあるパンチをかわすのは難しそうだが、エルモアは顔をノーガードで突き出し挑発。そして自分の体勢を崩すほどのド派手なパンチでペースを掴みだす。当たったら間違いなく1発KOになりそうなビッグパンチばかりだ。試合中にもかかわらずハイタッチでお互いの健闘を称え合うが、第1ラウンド半分過ぎにエルモアの右ストレートがクリーンヒットしショアフがダウン。1RKOかと思いきや、ショアフの左ジャブで今度はエルモアが右目をカットして流血。しかし自分の血を舐めてカメラにアピールするエルモアの姿はまるで凶暴なモンスターだ。
第2ラウンドはショアフがジャブで流れを掴むが、エルモアもガードをしっかり上げてガード。ショアフのペースかと思った矢先、二人が放ったパンチが同時にヒット。だがパワーの差か、倒れたのはまたもやショアフだった。エルモアも流血が止まらず、レフェリーがたまらずドクターチェックを促す。スクリーンに映し出されると、血で真っ赤に染まった顔が痛々しい。
第3ラウンドもショアフが右ストレートと左ボディーをヒットさせ上々の滑り出し。すでにダウンを2度奪われているショアフは、勝つためになんとかダウンを奪い返そうと会場に響くような左ボディーを打ち込む。それからも放つパンチが的確にエルモアを捕らえ、ラウンド終了のゴングが鳴ると「エルモアの顔が崩壊してるぞ!」と解説者も心配するほど出血している。
いろんな角度からパンチを放ち、第4ラウンドも積極的にエルモアへプレッシャーをかけるショアフ。そしてここで再びドクターチェックが入ると、エルモアの血で真っ赤になったショアフの拳が映像に映し出される。試合にストップがかかることを恐れ、ここでエルモアが一気にギアチェンジ。凄まじいパンチを連打し、ラウンド終了直前に右フックを当てまたもやダウンを奪う。大きなチャンスを掴みかけていただけに、ショアフはキャンバスを叩き悔しがる。
最終ラウンド開始早々、ダメージが蓄積しているショアフが4度目のダウンを奪われKO勝利しか後がなくなる。そして試合残り1分、ショアフのパンチがヒットしエルモアがぐらつきラッシュをかけるが、惜しくもここで試合終了のゴング。エルモアがダウン数で判定勝利を収めたが、この白熱した名勝負を見ると、ベア・ナックル・ファイトの人気が世界中でうなぎのぼりなのも頷ける。
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