女王・ビヨンセ、『Renaissance』がチャートを完全制圧

グラミー賞を28度受賞している世界の歌姫 Beyoncé(ビヨンセ)待望の新アルバム『Renaissance』に収録されている16トラック全てが「Billboard Hot 100」チャートにランクインするという快挙を達成した。

2016年の『Lemonade』以来となる『Renaissance』の快挙だが、収録曲全てがランクインした女性アーティストは過去にアリアナ・グランデ、テイラー・スウィフト、カーディ・B、オリビア・ロドリゴ、アデルなど数えるほどで、ビヨンセもこの数少ない達成メンバーに名を連ねた。

もちろん「Billboard 200」のアルバムチャートでも『Renaissance』は初登場1位をマーク。振り返ればDestiny’s Child解散後のソロデビューアルバム『Dangerously In Love』から7作連続で1位を獲得しているビヨンセ。デビュー以来発表してきた全てのアルバムがチャートのトップに立つという偉業を女性アーティスト史上初めて成し遂げた。

『Renaissance』はクリスタルの馬に跨がるビヨンセの姿が強烈なインパクトを残すアートワークだが、シングル「Brake My Soul」もビヨンセにとって8回目となる1位を「Billboard Hot 100」で獲得するなど、記録づくし。2016年にリリースした6枚目のアルバム『Lemonade』で女性シンガーとして初めて12曲以上同時にチャートインする記録を樹立したが、“Queen Bey(女王蜂)”のニックネームが示す通り、音楽ビジネスにおける女王はビヨンセであることを改めて証明した。

アルバムリリース前に「私の意図した事は避難場所、安全な場所を築くこと。それは人からの評価と無縁で、完璧主義や考え過ぎになりがちな思考からも解放される場所」と公式サイトで今作について語っているが、その言葉通り、今作はストレスを抱える世界中の多くの人々にとってリラックスして楽しめる場所になっているのではないだろうか。

勢いはビルボードチャートだけにとどまらない。デジタル音楽配信サービス「Spotify」でも、『Renaissance』はアルバムリリース初日に4,325万回再生を突破し、1日の再生回数の新記録を更新した。ビヨンセ王国の繁栄はまだまだ終わりそうにない。

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