デカい態度と勝負強さ 番長ジミー・バトラーも認めるシンデレラボーイ

イースタン・カンファレンス第5シードながら、リーグ1位のミルウォーキー・バックスや名門ボストン・セルティックスを破り、NBAファイナルへとコマを進めたマイアミ・ヒート。大黒柱のジミー・バトラーやバム・アデバヨ、ベテランのゴラン・ドラギッチらが中心のチームであるが、間違いなく若手陣の活躍も大きかった。そんな若手の中で今最も輝いているのがルーキーのタイラー・ヒーローだ。

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ヒーローの持ち味は抜群の得点力と強心臓。高校・大学時代から“Shape Shooter”と呼ばれるほどのシュートの上手さに加え、卓越したユーロステップの技術でドライブからも点が取れる。またルーキーながら、どんな場面でも物怖じすることはない。クラッチタイム(試合の行方が決まる最終盤の時間帯)でのシュートはもちろん、今回のイースタン・カンファレンスファイナルの対セルティックス第4戦では37得点を挙げる活躍をみせ、一躍ヒートを牽引する“シンデレラボーイ”となった。

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またヒートが勝ち進んだことにより、ザイオン・ウィリアムソンらの同期を抑え、NBAカンファレンスファイナルおよびNBAファイナルへと進んだ、初めての2000年代生まれのプレイヤーとしても名を刻んだ。

そんなヒーロー、学生時代の評価は決して高いとは言えず、同世代でもTop30に入るかどうかであった。しかし、同世代のぶっちぎりNo.1、“怪物”ザイオン・ウィリアムソンは以前にケンタッキースポーツラジオにてこう話している。

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「彼らは僕らの世代で最も“過小評価”されている選手だ。彼は非常にスムースな動きをし、技術もあるスコアラーだ。なぜかその事実がたびたび見過ごされているような気がするけど」

NBAに入り、ついに持ち前の実力を存分に発揮し始めたヒーロー。今年は若手オールスター“ライジングスター・チャレンジ”や、オールルーキー2ndチームに選出され評価が伴ってきた。マイアミ・ヒートがピンチとなれば、怪物も認める正統派“ヒーロー”が登場するはずだ。

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