法の世界には裏表がある 麻薬王を助ける“ワケあり弁護士”ソウル・グッドマン

余命宣告をされた元高校教師で天才化学者ウォルター(ブライアン・クランストン)が家族に財産を残すため、麻薬精製に手を染め麻薬王へとのし上がっていく姿を描いた人気ドラマ『ブレイキング・バッド』。最近では、主人公のウォルターたちを手助けする悪徳弁護士ソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)を主人公としたスピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』も大好評だ。そこで、ソウル・グッドマンが『ブレイキング・バッド』本編で見せた印象的な場面をご紹介したい。

チープなテレビCM

ソウルの印象的なシーンとして最も知られていると言えるのは、やはり初登場となったシーズン2のエピソード8「Better Call Saul」で披露された、あまりにチープなテレビCMのシーンだろう。実際にはウォルターをはじめとする悪人たちを顧客に抱える悪徳弁護士であるにもかかわらず、インチキ臭い笑顔で自らをPRする彼の姿は、その後明らかになっていく悪辣で小賢しい手段とのコントラストともあいまって、小悪党キャラとしての彼を象徴するものであるといえそうだ。

amc/YouTube

ウォルターたちとの出会い

ウォルターの若き相棒にして元生徒であるジェシーの親友バッジャーが逮捕された際に、ウォルターたちは刑事弁護士としてソウルを雇うこととなる。まず手始めにソウルをビビらせようと砂漠に連れ出すことになったのだが、機転を利かせたソウルは正体を見抜き、ウォルターたちは正式に彼を雇い入れることになった。これがウォルターたちとソウルが手を組むキッカケとなった“運命の出会い”であるだけに、多くの視聴者にとっても印象的なものであったといえるだろう。

Breaking Bad Official/YouTube

依頼人のためには忠実

胡散臭くて抜け目なく、手段を選ばぬ悪徳弁護士でありながら、意外にもウォルターが暗躍するための手助けは忠実に行うのがソウルという男。そんな彼を象徴するのが、シーズン4のエピソード11「Crawl Space」だ。この時点でウォルターは絶体絶命の窮地に立たされていたのだが、ソウルは彼を様々なツテを使って助けようと試みる。ウォルターのセリフが示すように、このときのソウルはウォルターにとって、まさに救いの神そのものであった。

名弁護士か、迷弁護士か

堂々の第1位は、シーズン5のエピソード11「Confessions」。ウォルター&スカイラー夫妻とハンク&マリー夫妻の対決を中心に描いているが、その対決に終止符を打ったのがソウル。人の心を読み、ゆさぶりをかけることにかけては天才的な手腕を持つソウルは、ドアを勢いよく開けて登場したかと思えば、一瞬で状況を的確に把握し、失意の中にあるジェシーを救うことに成功。しかもその後、ウォルターとジェシーが衝突するシーンでも、ジェシーには殴られたが、ちゃんと2人の間に入って仲裁に成功するなど、その“優秀な弁護士ぶり”を印象付けることとなった。

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ウォルターたちと行動をともにし、ときには小賢しい手段で、またあるときは大胆不敵な手法でウォルターたちを窮地から救い続けているソウル。『ブレイキング・バッド』のスピンオフドラマ『ベター・コール・ソウル』ではソウル・グッドマンことジミー・マッギルがなぜ悪徳弁護士になったか?が描かれている。

ベター・コール・ソウル』シーズン1〜5はNetflixにて配信中。毎週火曜日に新着エピソード配信。

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