『アベンジャーズ/エンドゲーム』“あのシーン”に別バージョンの存在

昨年の劇場公開とともに瞬く間に世界各国で大きな話題となり、2009年公開の『アバター』を抜いて10年ぶりに興行記録を塗り替え、世界歴代1位を記録したことでも注目を集めた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。そんな話題作の象徴的な“あのシーン”の舞台裏を収めたオフショット映像が公開され、“別バージョン”の存在が明らかとなった。

作品を観た多くのファンにとって、インパクトが強いシーンといえば、やはり主人公であるトニー・スタークの死を描いた部分が思い出されるだろう。

過去へと戻り、6つのインフィニティ・ストーンを手に入れるために奮闘するトニーたちだったが、そんな矢先にサノスによって本部が急襲され、トニー自身もサノスとの死闘を展開することとなった。その最中、トニーがストーンの奪還に成功したことで、サノスおよび彼の軍隊は消し飛び、トニーは世界と愛する者たちの命を救うこととなったが、その代償として彼はインフィニティ・ストーンの強大な力によって身体を蝕まれ、命を落とすこととなる。あとに遺されたのは、彼が“I love you 3000”と語るビデオレターと、彼によって命を救われた仲間たちだった。

物語の終盤で描かれた悲劇的な死について、トニーを演じるロバート・ダウニー・Jrのパーソナルトレーナーをつとめるジミー・リッチは、彼が同シーンのセリフをトーンを変えながら何度も練習している様子を収めた貴重なオフショット動画を自身のInstagramで公開した。

“Whatever it takes no fears no regrets part of the journey is the end.”

彼があのセリフを口にする姿を見ると、ファンは今でも本編の映像が鮮明に蘇ってくることだろう。しかし、注意深くその言葉に耳を傾けつつ映画本編でのセリフと重ね合わせてみると、その内容に微妙な違いがあることに気づく。最後の“part of the journey is the end.”という部分は映画と同じであるものの、その前の“Whatever it takes no fears no regrets”は、映画や予告編では登場しなかった。つまり、“この動画とは違うもの”が最終版として本編に採用されたというわけだ。

現在のところ、トニーが作品のなかで“復活”を果たすことについて、ロバート・ダウニー・Jrもかなり慎重な姿勢を見せており、事実上、復活はないものと考えられている。しかし、今回披露された別バージョンのように、トニーの復活が示唆されているバージョンも、もしかして存在していたかもしれないと想像すれば、夢を捨てるのはまだ早いといえるかもしれない。

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