NIKE「エア フォース 1」の人気を再燃させたのは誰か?

エイサップ・ロッキーが過去のインタビューで、NIKEのスニーカー「Air Force 1」について発言したコメントがSNS上で再び注目され、ロッキーとネリーの名前がトレンドに上がる騒動になった。

Twitterのユーザーに発掘されたのは、2015年にロッキーが参加したオックスフォードの学生によるディベート団体<オックスフォード・ユニオン>の公開インタビュー動画。ロッキーがラッパーたちのファッションについて語りながら、「自分が2011年以降にAir Force 1を流行らせた」と主張している。「Air Force 1について話すと、あれはすべて計画的だった。俺のマネージャーに聞いてみてほしい。2011年に俺はダサいスニーカーを試しに履いてみた。みんながまた履き始めて、俺は履くのを止めたんだ」などと語った。

この5年前のインタビュー動画が発掘されると、スニーカーヘッズやヒップホップファンが反応。ネット上には「エイサップ・ロッキーいわく、みんながAir Force 1を履く理由は彼にあるらしい」「違うだろ、ネリーだよ」「エイサップが中学生のときに、ネリーがAir Force 1にまつわる曲をリリースしてる」などとツッコミが殺到した。

2002年に発表されたネリーの2ndアルバム『NELLYVILLE』に収録された、クラシックなスニーカーへオマージュを捧げる「AIR FORCE ONES」という曲について45,000件以上がツイートされたという。また、ネリーが実際にステージ上でシューズを片手にラップする動画も拡散されている。

その後、ネリーは<Power 105.1>のラジオ番組『The Breakfast Club』に出演した際に、自分が初めて「Air Force 1」を履いて流行らせたわけではないと説明。当時すでにニューヨークなどの東海岸を中心にファッションとして人気を集めており、自身の楽曲は南部や西海岸などにも広まるきっかけになったかもしれないと語り、その年にはシューズの販売価格も一気に値上がりしたことも紹介した。

「Air Force 1」の人気が再燃した本当の理由は定かではないが、ネリーはその人気を急上昇させ、ロッキーは当時を知らない若者世代にも魅力を広めたラッパーだということになるのかもしれない。

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