朝倉未来、少年院から格闘家へ 「底辺にいた人間も夢を与えられる」

格闘家としてもYouTuberとしても人気を博している朝倉未来が「少年院出の底辺だった人間が格闘技のスター選手になるまでを中学時代から見てきた先輩と語ってみた」という動画を公開し、話題となっている。

朝倉未来 Mikuru Asakura/YouTube

朝倉未来のYouTubeの視聴者から「昔の話を聞きたい」という要望が多かったために実施された本企画。昔から朝倉を見続けた男として、「朝倉兄弟始まりの伝説の動画フルVerを初公開【最恐の兄弟喧嘩】」にも登場した中学時代から友人・岡氏との対談が行われた。

暴走族50人相手と戦い、重傷を負ってしまった朝倉だが、「心は折れてなかった」という。そして、ボコボコにしてきた相手を1人1人に絶対やり返すと決意。どうしたかというと、「対抗する暴走族に入って、同じ権力を持って、タイマンで潰していく」という手段を思いつく。

しかし、曲がった事が嫌い、かっこ悪いことをするのが嫌いな朝倉は暴走族に染まることはなく、卑怯な事は一切していなかった。また、自分から喧嘩を売ったことはないが、よく売られ、武器や木刀を持った相手を始め「キリがない」数の喧嘩をしていたという。当時を振り返り、「ただ喧嘩が好きで暴れたかった」とのことだ。

その後、鑑別所に入れられてしまう朝倉だが、「綺麗事を言いたくない」と、はじめから少年院に行くことを決意。その時に、やりとりされた岡氏と手紙が残っている。その手紙には「毎日、命をかけて一緒にいた」仲間たちへ贈る朝倉のメッセージが記されており必見だ。

1年間少年院に入り、弟・海の想いなども受け止め「もう迷惑はかけられない」と思っていた朝倉に転機が訪れる。岡氏が「アウトサイダー」の存在を教えるのだ。「アウトサイダー」とは前田日明がプロデューサーを務める不良同士が試合をするというコンセプトの総合格闘技大会だ。これを聞き、朝倉は少年院の中で「格闘家になりたい」と夢を持つのだった。

出所後、仲間内で本気の殴り合い「リアルアウトサイダー」が開催されるようになる。地下格闘技に何試合か出場した後に、20歳で「アウトサイダー」に出場。3年でチャンピオンになり2階級制覇するなど華々しい戦歴を残して行く。その後はRIZINに参戦、1年間で5連勝、メインイベントを張るなど見ての通りの信じられないスピードで大活躍を果たす事となった。ちなみに弟・海も5連勝しており、兄弟で10連勝している事となる。

そんな成り上がっていった朝倉の元には「力をもらっている」というファンからの声が多く届く。今は、そういったファン達の想いを胸に戦う事に新たなやりがいを見出してると言う。そして、最後に「底辺にいた、クソだった自分が活躍することによって、夢を与えられるかもしれない」と熱いメッセージを送ったのだった。

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