カッコよく見えなきゃプレイしない “THE ANSWER”アレン・アイバーソンのブレないスタイル

華麗なドリブルと類まれなる得点力を武器にフィラデルフィア・76ersなどで活躍、オールスターMVP2回、NBAシーズン得点王にも4回輝いたアレン・アイバーソン。バスケットボールにヒップホップカルチャーを持ち込み、双方を繋ぐアイコニックな存在として君臨し、現役NBAプレイヤーはもちろん、ストリートカルチャー、ファッション界にも絶大な影響を与え続けている。

そんなアイバーソンの初めてのシグネチャーシューズ“クエスチョン”の誕生にまつわるエピソードを、アイバーソン本人をはじめ、開発にかかわったReebok(リーボック)の担当者たちが振り返っている。

Champs Sports/YouTube

■“マッチング”にとことんこだわる

トッド
「オールスターゲーム出場の際には、開催地のチームカラーのシューズを履いてもらう約束だったんだけど、全然約束を守ってくれないんだ。『明日これを履いてね』って渡しても、次の日にロッカールームで会うと別のカラーを履いている。だから、『これが売れないと困るんだ』って、履いてくれるように何度もお願いした」

アイバーソン
「ユニフォームとシューズが合わないんだ。とにかく“マッチング”にこだわっていたからね。いまならオールスターゲームの度に特別カラーを作ってくれるなんて、とてつもなくすごいことだとわかるんだけど、そのときは『マジでオレにこれを履けって言ってるの?(笑)』って」

キュー
「スタイルを崩さない奴だからね。『カッコよく見えなきゃプレイしない』がアイバーソンの精神さ。だからぼくらもそれを尊重した」

アイバーソン
「そりゃー怒られたよ。当時のオレは“ディーヴァ”だったんだ(笑)。彼らを何度も困らせたけど、でもいつもオレに付き合ってくれた」

■自身のルーツを決して忘れない

キュー
「アイバーソンは、自分のルーツに背を向けないアスリートだ。家族や友だち、彼が生まれた場所、育ってきた環境に忠実であろうとした」

アイバーソン
「いつも自分自身であろうとしたんだ。だから他のみんなが自分らしくいる姿を見ると嬉しくなる。『あなたのお陰でいまの自分がある』なんて誰かに言われた日には最高の気分さ」

■“クエスチョン”は世代を超えて愛されるアイコン

エリック
「“クエスチョン”は履きやすいし、どんなスタイルにも合わせやすい。そして豊富なカラーが揃っている。とにかく素晴らしいシューズだ」

トッド
「“クエスチョン”は世代を超えて愛されるシューズの1つになった。元はバスケットボールシューズとして作られたが、いまではコート以外でもアイコニックな存在だ」

キュー
「このシューズとともにアイバーソンは最高の瞬間を経験した。そしてアイバーソン自身も、このシューズが本物だと証明してくれた。人々がシューズに求めるものを、アイバーソンが代弁していたんだと思う」

アイバーソン
「オレはリーボックのことが大好きだ。つまりは、オレがリーボックなんだよね」

NBA/YouTube

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