“神の子”山本KIDは、格闘家としても人間としても超一流

第32代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者、第71代日本バンタム級王者の赤穂亮が自身のYouTubeチャンネルで憧れの格闘家、山本“KID”徳郁の魅力を熱く語った。

赤穂亮のルーTUBE/YouTube

一番影響を受けたのはKIDだと言い切る赤穂は、本能的な格闘スタイルやアグレッシブな戦いぶりに魅力を感じたそうで、「あのスタイルってけっこういなくない? K-1やMMAの(一般的な)構えがあるじゃん? 山本選手は今にも襲い掛かるみたいな感じ」と、唯一無二の存在だと語った。

続けて、「俺が一番すごいと思うのは体重よ」と、赤穂はKIDが格闘技の体重に関する常識を覆したと強調して、「ボクシングもキックボクシングも2キロとかで階級が1個ずつある。格闘技を知らない人は『なんでそんなに細かいの?』って言うじゃない? でも1階級によってすごく体格が違う」と解説。

KIDと魔裟斗が対決した試合で、魔裟斗に対してKIDは10キロ近く軽かっただろうと推測して、「小さい山本KID選手がなぎ倒していくっていう。だから衝撃だったし、華があった」と振り返り、「あのときの魔裟斗選手と山本選手のカリスマ性って、今はあそこまではいないと思うんだよね」と感嘆した。

「カリスマ性だよね、生き様っていうか。KID選手なんかは特に生き様がすごいしさ」とリスペクトを送る赤穂は、KIDが逝去したあとに放送されたテレビの特番を観たことが印象深かったと明かす。「格闘家としても超一流だけど、人間としても超一流じゃない。山本ファミリーというかさ、あそこまで家族愛がある家族っている? すごいじゃない。お姉ちゃんとか、お父さんのこと、子どものこと、あとはジムの後輩のことを自分の息子というか仲間、ファミリーとして思っていてすごいなと思う」と、番組からKIDの想いが伝わってきたと振り返った。

また、KIDが村浜武洋や宮田和幸といった実力者たちを相手に次々と勝利したことについても触れて、「ダントツですよ。俺の中では影響を受けたというか、一番だよ。本当にスゲーな、恰好いいなっていう」と、手放しに称賛。「本能をむき出しにする選手ってボクシングだって上にいけない。でもあそこまでいって、格好良くない?」と興奮気味に話すと、「リング上から『魔裟斗君やろうよ、格闘技やろうよ』って言えるのはすごいよね」と、KIDの伝説のマイクパフォーマンスについても語る。

スタッフが「煽るけどリスペクトが入っているんですよね」と語ると、赤穂は「そうなんだよ!」と応じて、「KID選手は相手を小馬鹿にしてない。間違った風には煽ってないよね。『盛り上げようよ』っていうのが強いから、そういう面でも人間的にも尊敬できるし、格闘家としてもすごく華があって、すごい選手だった」とコメントした。

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