フランク・オーシャン、カニエ・ウエスト… 『WAVES/ウェイブス』楽曲使用シーンMIX映像

現在公開中の映画『WAVES/ウェイブス』で観客の心を揺さぶり魅了するのは、本作の主役とも呼べる今の音楽シーンをリードする豪華アーティスト達が手掛ける31の名曲だ。トレイ・エドワード・シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作された。

ミュージカルを超えた“プレイリスト・ムービー”が誕生

監督自身が「ある意味でミュージカルのような作品」と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、時には音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝える。

この度、楽曲の使用シーンを繋いだMIX映像がついに解禁。劇中で使用されるアーティストによる楽曲は全部で31曲だが、その中でも曲に乗せたカメラワークの長けたワンシーンや、監督が大ファンだというフランク・オーシャン、カニエ・ウエストの楽曲使用シーン、スクリーンに映る怒りや嫉妬、安らぎなどの感情が音楽・画と完璧に一致しているシーンなど、7曲を繋いだ特別映像が完成した。

PHANTOM FILM/YouTube

「Be Above it」/テーム・インパラ
勉強に部活に大忙しの高校生タイラー。目まぐるしく過ぎていく彼の高校生活を、地を這うようなカメラワークで捉えており、「超えていけ」という歌詞が彼の心情を表している。

「Rushes」/フランク・オーシャン
人間関係の浮き沈みを歌っている一曲。これから若いカップルに待ち受ける状況を示唆しているよう。
監督は特にフランク・オーシャンとカニエ・ウエストは本作の精神を表しており、クリエイティブなインスピレーションを与えてくれたと話しており、作品後半(妹・エミリー部分)はフランク・オーシャンの世界観だとしている。

「Focus」/H.E.R.
恋人と大きなケンカをした主人公タイラー。彼女に対してどのように自分の気持ちを表現して良いか分からず苦しんでいる彼の心情と「こっちを向いて」という歌詞がリンク。

「I am a God」/カニエ・ウエスト
両親と衝突し家を飛び出す主人公タイラー。いつも親に歯向かうことをしない彼が、初めて両親に抵抗した後のドライブシーンで使用される楽曲。
作品前半(兄・タイラー部分)はカニエ・ウエストの世界観だと監督は語っている。「タイラーが父親に打ち勝った直後“俺は神だ”という歌詞の力強さとパワーが欲しかった」(トレイ・エドワード・シュルツ監督)

「What a Difference a Day Makes」/ダイナ・ワシントン
たった一つの過ちが人生を永遠に変えてしまうこともあるが、新たな癒しの日は必ずやってくると予感させる楽曲。映画の前半と中盤で2回使用されており、それぞれ曲の印象が異なって感じ取れる。

「Florida」/フランク・オーシャン
初々しいかカップルが、泉にマナティーを見にいくシーンで使用される爽やかな一曲。
「フランク・オーシャンの楽曲に心底惚れていて、自分にとっては無くてはならないものだ。中でも『Blonde』は生涯で最も気に入っているアルバムだよ。彼が作る曲はパーソナルで、音楽的にもレベルが高い。いつ聴いても心に響くし、古びることは無い。今でも『Blonde』をつい最近リリースされたかのように聴いてるよ。聴く度に新しい発見があるんだ」と監督は話している。

「Pretty Little Birds」/SZA
孤独な日々を送ってきたエミリーが閉ざしてきた心を解放させる瞬間を「君は羽の中にいるフェニックス。海の波で傷ついた。でも君は空を飛べる、海を泳げる」という歌詞が表現している。

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