ケンドリック・ラマー、ASAP Rocky… 主役は“31の名曲” プレイリストから脚本を着想『WAVES/ウェイブス』

映画『WAVES/ウェイブス』が4月10日より全国公開される。「ムーンライト」(16)、「レディ・バード」(17)、「ヘレディタリー/継承」(18)など、次々と話題作を発表してハリウッドに新風を吹き込む映画制作会社、A24。その作品はどれも個性的で、同時にアカデミー賞にノミネートされるほどのポテンシャルを持つ精鋭揃い。今やアメリカ映画界の最前線に立つ存在になったA24が放つ最新作だ。

トロント国際映画祭で『パラサイト』『ジョジョ・ラビット』などアカデミー賞を争う注目作が上映される中、同映画祭始まって以来、最長のスタンディングオベーションを浴び、「一生に一度の傑作」「今年、最もまばゆい体験」と一躍話題となった。

主役とも呼べるのは、今の音楽シーンをリードする豪華アーティスト達が手掛ける31の名曲。トレイ・エドワード・シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作。
監督自身が「ある意味でミュージカルのような作品」と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、時には音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝える。ミュージカルを超えた<プレイリスト・ムービー>の誕生だ。

アニマル・コレクティヴ
「FLORIDADA」「LOCH RAVEN (LIVE)」「BLUISH」
テーム・インパラ
「BE ABOVE IT」 「BE ABOVE IT -EROL ALKAN REWORK」「BE ABOVE IT – LIVE」
フランク・オーシャン
「MITSUBISHI SONY」「SIDEWAYS」 「FLORIDA」「RUSHES」「RUSHES (BASS GUITAR LAYER)」「SEIGFRIED」
ダイナ・ワシントン
「WHAT A DIFFERENCE A DAY MAKES」
ケルヴィン・ハリソン・Jr
「UNKNOWN」
エイサップ・ロッキー
「LVL」
ザ・シューズ
「AMERICA」
ケンドリック・ラマー
「BACKSEAT FREESTYLE」
タイラー・ザ・クリエイター feat. ファレル・ウィリアムス
「IFHY」
H.E.R.
「FOCUS」
エイミー・ワインハウス
「LOVE IS A LOSING GAME」
ファック・ボタンズ
「SURF SOLAR」
THEY.
「U RITE」「U-RITE (LOUIS FUTON REMIX)」
カニエ・ウェスト
「I AM A GOD」
キッド・カディ
「GHOST!」
グレン・ミラー・オーケストラ
「MOONLIGHT SERENADE」
コリン・ステットソン
「THE STARS IN HIS HEAD(DARK LIGHTS REMIX)」
チャンス・ザ・ラッパー
「HOW GREAT」
SZA feat. アイザイア・ラシャド
「PRETTY LITTLE BIRDS」
レディオヘッド
「TRUE LOVE WAITS」
アラバマ・シェイクス
「SOUND & COLOR」

スクリーンいっぱいに躍動するサウンド、息を呑むほど美しい色彩と独創的なカメラワーク、登場人物の心情を疑似体験するストーリーテリングは、いまだかつてない映画体験をもたらし、映画の持つ無限の可能性を感じさせる。誰もが体験する青春の挫折、恋人との別れと出会い、親子の確執、家族の絆、そしてすべての傷を癒す愛といったさまざまなテーマを、実験的かつ現代的な手法で鮮烈に描く。

予告編では、幸せな家族がある夜を境にバラバラになっていく様子、傷ついた少女が、優しさと愛情に触れることで立ち直り、新たな一歩を踏み出すまでがエモーショナルに描かれる。さらに天才的な才能を発揮しカリスマ的な人気を誇るアーティスト、フランク・オーシャンの「Godspeed」が物語に息吹を与え、映画の世界感を伝えている。

PHANTOM FILM/YouTube

ポスタービジュアルは、主人公の一人であるタイラーとその彼女が海で抱き合うショットが描かれ、「愛が、再び押し寄せる。」というコピーが、“人生には絶え間なく押し寄せる喜びと悲しみがあるが、どんなに深い傷もいつか希望という波が洗い流してくれる”というタイトル『WAVES/ウェイブス』に繋がるメッセージとなっている。

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