施されたら施し返す、恩返し 50セント、地元のバーガーキングで300万円を配る

ラッパーの50セントが話題の青年実業家、ジェイ・マジニ氏と共にニューヨークはクイーンズのサウス・ジャマイカ地区のバーガーキングをサプライズ訪問し、従業員たちに30,000ドル(約314万円)のキャッシュを配った。

50セントはその時の様子をSNSにアップし、ことの経緯を説明した。

「ジェイ・マジニは腹の据わったヤツさ。ヤツは昨日フッドにいる俺を見つけて、話してたら『今夜一緒に出かけてみんなと“ラブ”を分かち合おう』ってことになったんだ」

NY市のはずれ、東部地域には非白人が多く暮らしており、そもそもの貧困問題に加えてのコロナ禍で苦境にあるフッドの1つ。ファストフード店の従業員も、低賃金で日々をしのいでいるのが現実だ。店員たちは50セントの姿を見ただけで歓喜し、現金を手渡されると大喜び。まさかラップ界の大物が、ニューヨークの中心部から外れたフッドにフラっと現れて、大金をくれるとは夢にも思わないだろう。だが50セントはそもそもこの地区生まれの地元っ子。生まれ育ったフッドに恩返しと“愛”のおすそ分けをしたわけである。

同行したジェイ・マジニ氏は1995年パレスチナ生まれで現在25歳の青年実業家。実は彼、7月にもファストフード店を突然訪れ、時給11ドルで働く従業員たちにサプライズでキャッシュをプレゼントしていた。

14歳のときに、貯金400ドルを元手にアパレルビジネスを開始すると、22歳でなんと資産800万ドル規模にまで成長させたスーパー青年実業家のマジニ氏は、幅広いビジネス展開と人道支援活動で今注目の人物である。特に今年に入ってからは貧困支援活動の様子をSNSで展開している。

コロナ禍でなかなか出口の見えない状況の中、バーガーキングのスタッフ一同は2人のサプライズ訪問に沸き、目を輝かせて喜んだのだった。

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