ブッ飛ぶ! リムにキスする勢いの超絶スラムダンク

昨今のコロナ禍によって、今年はオールスターゲームのハーフタイムに行われた2021年のスラムダンクコンテスト(AT&Tスラムダンク)も、やはり期待を裏切ることはなかった。

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古くはマイケル・ジョーダンの華麗なフリースローラインからのダンク。ドミニク・ウィルキンスの躍動感たっぷりの両手ウィンドミル。ビンス・カーターの肘でリムにぶら下がった人間離れのダンク。「もうこれ以上どんなダンクがあるの??」と思わせるほど、想像をはるかに超えるダンクが毎年生まれている

ディー・ブラウン、ジョシュ・スミス、スパッド・ウェッブなど、過去のダンクチャンピオンがジャッジを務める中、三人の若き強者が出場。そして2021年のチャンピオンに輝いたのは、アンファニー・シモンズだった。

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ポートランド・トレイルブレイザーズ初となるダンクチャンプの栄誉を手にしたのシモンズが優勝を決めたラストダンクは、一見普通のダンクに思えたが、スローで見るとリムにキスを試みる粋なダンク。解説席にいたレジェンドのシャックも「こんなに高く跳べるのか!?」とびっくり。バックボードの高い位置に貼り付けたミニフープからの両手ダンクやリスペクトするトレイシー・マグレディのユニフォームを着た360°で、まるでバネのようなジャンプ力を披露した。

負けはしたものの、ルーキーのカシアス・スタンレー(インディアナ・ペイサーズ)とオビ・トッピン(ニューヨーク・ニックス)もスペクタクルなダンクで会場を沸かせた。とくに優勝候補筆頭だったスタンレーの股を通してからの強烈なダンクは、この日一番と言っていいほど会場を沸かせた。だが、なぜか点数は伸びず44点止まり。これには本人も「周りにいたほとんどの人が(満点の)50点だと思ったんだ。尊敬するザック・ラヴィーンも「いまのが44点!?」とびっくりしていたよ。けど“50点を奪われた選手”の一人として記録に残るから、まあいいよ」と納得がしているような、していないような。

トッピンも、父親とチームメイトのジュリアス・ランドルを飛び越えるウィンドミルダンクやフリースローライン付近からのダンクで盛り上げたが、過去のダンクに似ていたからか低評価に終わった。解説のドウェイン・ウェイドもイマイチな反応をみせていた。来年こそは観客でいっぱいに埋まったアリーナで、アドレナリンバリバリの選手たちのダンクが見たい。

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