やべー勢いですげー盛り上がる! ヤバすぎるボクシング入場シーン

色々と忘れられない年になった2020年。各地で様々なイベントの中止・自粛が相次ぎ、スポーツ界もまたそれでも開催された試合やイベントでは、熱気を失わぬよう参加者たちは炎を燃やしていた。ボクシング界も逆境に追い込まれた年だったが、熱いマッチメイクがいくつも行われた。その中から、2020年ベスト入場シーンが公開されている。

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タイソン・フューリーVSデオンテイ・ワイルダー戦。因縁の再戦となったこのマッチ、問題男フューリーは正に“暴君”、クラシックな王様の衣装で、自ら歩くことなく玉座に乗ったまま悠々と入場。一方のワイルダーは重厚な鎧をまとって入場。予想に反してフューリーのTKO勝利となったわけだが、衣装の重量が足に影響したことが勝敗を分けたのでは、なんていう説もあるが、果たして。

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2020年はアフリカ系の人々にとってあまりに大きな一年だったが、9月のスティーヴン・ネルソンVSデアンドレ・ワレ戦でネルソンは、マーベルのヒーローとして革命的存在となった“ブラック・パンサー”の衣装をまとい、BLMの運動を讃えた。同時に、ブラックパンサーを演じ、2020年に癌により突然この世を去った俳優、チャドウィック・ボーズマンへのトリビュートの意味合いもあった。黒人の為の社会運動、そして自らの運命と戦った一人の黒人男性を讃える入場だったのである。

10月のワシル・ロマチェンコVSテオフィモ・ロペス戦で、ロペスは「これがブルックリンだ!」と連呼される中を入場。コロナで苦境にあった、地元ニューヨークを讃える登場演出だ。そして入場テーマ曲はクイーンの「Another One Bites The Dust(邦題:地獄へ道連れ)」。路地裏で復讐相手を追い詰め「這いつくばるのはお前の方だ」と吐き捨てるような不敵なナンバーは戦いの幕開けにぴったりである。かくして辛くも判定勝ちしたロペスは勝利を地元へ持ち帰ったのだった。

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同じく10月のジャレッド・アンダーソンvsルイス・ペーニャ戦で、若いアンダーソンはホラー映画『チャイルド・プレイ』の名物キャラ“チャッキー”のコスプレで登場。21歳、大胆不敵で観客を沸かせる方法を知っているアンダーソンは、ハロウィンらしく客席にキャンディ・バーをまくのだが、コロナで客席は無人。怖いんだか笑えるんだかもはやよくわからない演出でオンラインの観客を盛り上げたのだった。そして結果アンダーソンは1Rで試合を決めてしまう。巨大なチャッキーはやはり恐ろしかった!

11月のテレンス・クロフォードVSケル・ブルック戦でのクロフォード。これまでに紹介した選手たちとは打って変わって、クロフォードは実にオールド・スクールな入場だった。キャップにガウンというオーソドックスな出で立ちで、入場曲はソウルの女王チャカ・カーンが歌う「Ain’t Nobody」。「こんな風に思わせてくれるのは世界にあなただけ」と歌われるこの曲、名ファンクバンドのルーファスとカーンによるコラボで、何度もリミックスやカバーが発表されてきた黒人ポップカルチャー王道の曲だ。圧倒的な強さと暴力性を持つクロフォードが、あまりにクラシックな入場演出でのっけから印象を残したこの試合、結果は1RTKO。実力も圧倒的だった。

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