実話がモデル?観客にドッキリ 『ゴーン・ガール』の知られざるトリビア

5年目の結婚記念日の朝に忽然と姿を消した妻。失踪後、妻殺害の疑いをかけられた夫の秘密がメディアによって次々と暴かれていく。2014年に公開され、手に汗握る展開で大ヒットした『ゴーン・ガール』。デヴィッド・フィンチャー監督とベン・アフレックがタッグを組んだミステリー映画のトリビアを紹介しよう。

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■奇跡的にフィンチャー監督に決定
本作のオファーが来る直前までフィンチャー監督は別作品の制作に携わっていたが、企画がボツになったため本作を監督することになったそうだ。

■熱狂的なレッドソックスファンのベンが起こしたまさかの行動
ベンが演じる主人公ニックがニューヨーク・ヤンキースのキャップをかぶるというシーンがあったが、熱狂的なボストン・レッドソックスファンのベンはこれを断固拒否。ニューヨーク・メッツのキャップをかぶるという代替案に落ち着くまで、4日間も撮影が休止になってしまったそうだ。

■主人公ニック役には多数の大物候補者
ベンが主人公ニック役に起用された一番の理由は彼の「不敵な笑み」だという。ベンの名前が候補に挙がる前まではジョン・ハムが最有力候補だったそうで、ほかにもブラッド・ピットやライアン・レイノルズなどの名だたる俳優陣が候補者リストに並んでいたそうだ。

■監督と脚本家が観客にしかけたドッキリ
映画公開に先だって、フィンチャー監督と原作者で脚本も担当したギリアン・フリンは、原作ファンに向けて映画の展開は原作とはまったく異なるものになると大々的にアナウンスしていた。しかしふたを開けてみると、実際の作品は原作を忠実に再現していた。2人は原作ファンに小説を読む前と同じようなスリルを感じてもらうための演出だったと後に明かしている。

■驚異の撮影時間
完璧主義者としても知られるフィンチャー監督。本作では約100日間の撮影期間中、トータルで500時間もの映像を撮影したそうだ。

■双子役を演じたベンとキャリー・クーンの実年齢は?
作品内で双子の兄妹役を演じたベンとキャリー。実際には、ベンのほうがキャリーより9歳も年上。撮影時40歳だったベンはこの年齢差を気にしていたそうだ。

■撮影現場は携帯電話禁止
クエンティン・タランティーノなど、ほかの著名な監督もそうなのだが、映画撮影の現場に「携帯電話の持ち込み禁止」というルールはつきもの。フィンチャー監督も現場でロザムンド・パイクが携帯に触る度、険しい表情をした自撮りを彼女に送って警告したそうだ。

■実話がモデル?
原作者ギリアン・フリンはアメリカで実際に起きた、ラーシ・ピーターソンという女性の失踪事件から作品の着想を得たという。しかしこの事件では夫が殺害を認めており、本作とは違う結末を迎えている。

■失踪する妻役の候補にも数々の有名女優
本作は『キューティ・ブロンド』(2001年)で有名なリース・ウィザースプーンの経営するプロダクションで制作を担当。そのため、当初はリースが失踪妻を演じる予定だったそうだ。ほかにもナタリー・ポートマンやシャーリーズ・セロンなど、有名女優たちが候補に挙がっていた。

■撮影中、ベンがフィンチャー監督に仕掛けたイタズラ
撮影以前からフィンチャー監督の大ファンだというベン。撮影中の監督の熱量に感心したベンのリスペクトは、現場にある機材のレンズを微妙に変え、監督がそれに気づくか撮影陣と賭けるという遊び心に発展してしまう。結果は、監督がすべての細工に気づいたことで、ベンのボロ負けとなってしまったそうだ。

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